こんにちは!
札幌円山の【ダイエット特化型パーソナルジム】 ザ シンギュラリティ サッポロのトレーナー佐々木です!!
このブログは、私の看護師・薬剤師両資格の経験や医学的文献、スポーツ学と栄養学の知識から根拠のある情報をしっかりとお伝えしていくブログです。
ダイエットに興味があり色々と調べていく中で、ボディメイクという言葉をよく聞く方も多いのではないでしょうか?
ダイエットはなんとなくわかるけれど、ボディメイクについてはちょっとわからない、という方もいると思います。
今回は、ダイエットとボディメイクの違いやトレーニング方法の差について皆さんに情報発信をしていきたいと思います。
それでは、よろしくお願いします!
目的の違い
ダイエットとボディメイクの大きな違いの1つは、その目的が違うということです。
ダイエットは「減量すること」が目的で、ボディメイクは「体のパーツを理想の形に仕上げる」ことがそれぞれの目的です。
でも実は、ボディメイクその過程の最中で「痩せること」も含まれます。
ダイエットとボディメイクは目的の違いこそあれ共通の道のりがあるのですね。
ダイエットの方法
ダイエットには、トレーニングや食事の見直しが必要です。
トレーニングには、激しい「有酸素運動」やHIITトレーニング、ウェイトトレーニングからストレッチなどさまざまな種目が行われます。
ウェイトトレーニングで特に大事なのは、体の中でも大きな筋肉の部位を鍛えることです。
大きな筋肉とは、胸筋・背筋・足の筋肉を指します。大きな筋肉をつけてあげることで、基礎代謝がアップし、自然と痩せやすい体に仕上げていきます。
また、このほかにも「キックボクササイズ」やヨガなどを取り入れることもあります。
ダイエットの食事の見直しについて
また、「ダイエットの食事の見直し」には「低糖質ダイエット」や「低脂質ダイエット」、「ケトジェニックダイエット」など数種類の食事の見直し方法を取り入れることがあります。
食事の見直しは1食ずつ・1日3食ずつ・1週間ずつと細かく見直していく必要があります。
目標体重から逆算して、1週間でどれだ摂取カロリーを減らすかを計算します。
その上で、1日のトータル摂取カロリーを決め、1食ごとのカロリー計算をしていく、というアプローチを取ります。
さらに、1食のカロリーの中でも3大栄養素=炭水化物・脂質・タンパク質のバランス配分をよく考えて行っていきます。
ダイエットの必要期間
また、ダイエットは目標体重減量期間を明確に定めていくことが大事になります。
無理な短期ダイエットはリバウンドの原因です。人によっては中期~長期にかけて自分の体に合っているものを見つけ、じっくりと取り組むことが必要になります。
ここでいう、中期~長期は4ヶ月~1年の期間を指します。
ダイエットは、減量が目的なので、成功した後も全体の体のシルエットやボディバランスは変化しません。
体の全てのパーツがほっそりとスリムになるイメージです。
ボディメイクの方法
ボディメイクの目的は、単に痩せるだけでなく体のパーツを理想の形に仕上げることです。
そのため、初めに減量をするのではなく、まずは筋肉をつけるトレーニングを行っていくのが一般的です。
このため、食事もバランスは守りながらですが、少し体重を増量させる方向へと進めていきます。
ボディメイクのトレーニング方法
筋肉をつけるトレーニングとしてはやはり、ウェイトトレーニングが大事になります。
正しいフォームを身につけてから、少しずつ重量をあげていき、筋肉をつけていくアプローチが大事です。
ボディメイクのウェイトトレーニングでは、ダイエットのウェイトトレーニングと同じように、体の中での大きな筋肉を鍛えます。そして、それ以外に、全身のシルエットを理想通りに仕上げるため、体の部位ごとに分けて鍛えることがとても大切になってきます。
体の筋肉は、それぞれの部位によってトレーニング後の回復にかかるスピードが違いますので適切な「トレーニングの頻度」を守ることが大切です。
体の部位は、胸筋・腕の筋肉・肩の筋肉・足の筋肉・背中の筋肉・腹筋の6つのパーツに分けて行っていきます。
ボディメイクの食事内容について
ある程度の期間のウェイトトレーニング経て体に筋肉がついて増量が達成された時点で
、今度は減量=余分な体脂肪を落とすアプローチを始めます。
体に筋肉をつけ増量する段階を”バルクアップ期”とも呼びます。
この段階は、人にもよりますが3ヶ月~6ヶ月ほどかけてじっくりと行っていきます。
その人のトレーニング経験や体重から、目標を逆算して、しっかりとした期間をかけて筋肉をつけていくことが、ボディメイク成功の1番の近道です。この点はダイエットの減量でしっかりと期間を必要があるのと似ていますね。
ボディメイクのバルクアップ期では食事内容も少し特殊なものになります。
炭水化物とタンパク質をとにかくたくさん食べるのです。脂質量も角に減らしたりはしません。
普段のお食事よりも、量が多くなるイメージですね。
バルクアップ期を経て、減量を行う際の食事は制限が厳しいものになります。
なので、この時期は比較的短いものになります。
炭水化物を全く食べない=ケトジェニック食や、脂質を取らない=脂抜き食、塩分を極力控える=塩抜き食など、アスリートの食事内容に近いものとなります。
ボディメイクの大会に出る場合などはさらに水抜きも行うので、少々ハードルが高いですが、達成感は大きいものとなります。
ダイエットのデメリットについて
ダイエットは間違った知識やアプローチを実践してしまい、自己流になりがちです。
そのため、過度な食事制限を行い逆に増量したりリバウンドしてしまうことや、体調を崩してしまうこともあります。
無理のない期間で、じっくり取り組むことが健康面でもとても大切です。
自己流で失敗しないように、ぜひ、プロのトレーナーに一度相談したほうが、安全で確実です。
体調を崩してしまっては元も子もありませんので注意しましょう。
ボディメイクのデメリットについて
ボディメイクの際はウェイトトレーニングが中心となります。
間違ったフォームや、今の自分に不適切なウェイトを扱うと故障や怪我の原因となってしまいます。
怪我でせっかくの努力を無駄にすることのないよう、ぜひプロのトレーナーに一度ご相談くださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「ダイエットとボディメイクの違い」について解説させていただきました。
以下に今回の記事をまとめますのでご覧くださいね。
①ダイエットの目的は減量
②ボディメイクの目的は理想のプロポーション作り
③ダイエットのトレーニング方法はウェイトトレーニングや有酸素運動と幅広い種目
④ボディメイクのトレーニングはウェイトトレーニングが中心
⑤低脂質食や低糖質食、バルクアップ食など目的に合わせた食事の見直しがある
⑥ダイエットもボディメイクも自己流は危険
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回もダイエットに取り組む方に少しでも役立てていただけるような記事を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
シンギュラリティ サッポロ 代表
パーソナルトレーナー
佐々木 慎太朗 (ささき しんたろう)