こんにちは!
札幌円山の【ダイエット特化型パーソナルトレーニングジム】 シンギュラリティ サッポロのトレーナー佐々木です!!
このブログは、私の看護師・薬剤師両資格の経験や医学的文献、スポーツ学と栄養学の知識から根拠のある情報をしっかりとお伝えしていくブログです。
ダイエットに興味がある皆さんや、今ダイエットに挑戦している方の中には、食事の見直しを頑張っている方もいらっしゃると思います。
また、どんなふうに見直して、何を食べれば良いのか気になる方もいるのでは無いでしょうか?
ダイエットに興味があったり、これから挑戦したいという方の中には食事についても興味がある方が多いかもしれません。
実際、ダイエットには定期的なトレーニングと食事内容の見直しが必要です。
食事について、何を食べて良いかわからない方も多いと思います。
よく口にする機会の多いお肉は、その中でも迷いどころなのではないでしょうか?
真っ先に避けてしまいそうなのが、脂身の多い赤い牛肉かもしれませんね。以前のブログ記事で、ダイエットにおすすめの食材として「鶏肉
をご紹介したのですが、今回は「ダイエットに牛肉がオススメの理由」というテーマで皆さんに情報をお伝えしていきたいと思います。
それではどうぞよろしくお願いします。
牛肉の栄養素
まずは、牛肉の栄養素を詳しくみていきましょう。
牛肉にはさまざまな部位があるので、今回は肩と肩ロースの2部位をピックアップしてみていきましょう。
1)牛肉肩部
100gあたり
・3大栄養素について
カロリー : 180kcal
タンパク質 : 19g
脂質 : 10.6g
炭水化物 : 0.1g
・ビタミン類
ビタミン類では、、、
ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸
が豊富に含まれます。
・ミネラル類
ミネラル類では、、、
カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛が多く含まれています。
2)牛肉ロース
100gあたり
・3大栄養素について
カロリー : 240kcal
タンパク質 : 17.9g
脂質 : 17.4g
炭水化物 : 0.1g
・ビタミン類
ビタミン類では、牛肉肩部と同じく
ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸
が豊富に含まれます。
・ミネラル類
ミネラル類では、牛肉肩部と同じく
カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛が多く含まれています。
部位による違い
上記したように、肩と肩ロースを比べると含まれているビタミン類やミネラル類には大きな違いはありません。
また、タンパク質や脂質については肩部の方が少なく、それに伴いカロリーも少なめになっております。
ダイエットでは必要な栄養素を摂りつつ、低カロリー低脂質高タンパク質の食事内容を目指すとトレーニングが成功しやすくなります。
そのため、3大栄養素について見ると、この2つの部位で比べた場合ダイエットに向いているのは肩部になりますね。
牛肉には上記した肩や肩ロース以外にもさまざまな部位があるので、その都度食べる前に栄養素を調べてみるようにする癖をつけておきましょう。
タンパク質について
ダイエットは体脂肪を筋肉に置き換えることです。
タンパク質は筋肉の素になる栄養素なので、豊富に含む牛肉を食べることはダイエットにとても良いことです。
トレーニングを行う方の場合、体重1kgあたり2gのタンパク質を目安として1日3食と間食の中で摂るようにしましょう。
例えば、体重60kgの方なら120gです。
L−カルニチンについて
また、牛肉にはLーカルニチンという成分が含まれています。
Lーカルニチンは脂肪燃焼効果を上げることのできる栄養素だという研究報告があります。
このため、Lーカルニチンを豊富に含む牛肉はダイエットに向いている食材なのです。
オススメの調理方法
ダイエット中に牛肉を食べて、食欲を満たしつつダイエットを成功させたい人は、調理の方法にも注意が必要です。
お肉の調理全般に対して重要なのは、脂質の多い部分や脂身・皮を取り除くことです。
牛肉には鶏肉のように皮はありませんが、脂身の多い部分ってありますよね。
また、ステーキなどは霜降りと言われ好んで食べられます。しかし。牛肉でタンパク質を摂りトレーニングで脂肪を燃焼しやすい体になっているとはいえ、食事から脂肪を取りすぎていては痩せることはできません。
牛肉を食べるときは、じっくりとよく焼いて油を落とすことがとても大切です。
また、それと同時に油を多用するレシピは避けましょう。
調理に大量の油を使用してしまうと、せっかく牛肉の部位を選び、脂質を避けて調理する意味がなくなってしまいます。気をつけてくださいね。
オススメの付け合わせ
ダイエットの最中に牛肉を食べるときにオススメの付け合わせが2つあるのでご紹介させていただきますね。
1)わさび
牛肉を食べたときに、タンパク質やアミノ酸の消化を助けてくれるアミラーゼという消化酵素がわさびには多く含まれています。牛肉をじっくりと焼きわさび醤油で食べるとタンパク質を効率的に吸収してくれるサポートをしてくれます。
2)ニンニク
ニンニクにはアリシンという成分が多く含まれています。このアリシンは牛肉中に含まれるビタミンB1とよく結合し、全身の代謝率をあげてくれる効果が期待できます。ニオイには気をつけて、付け合わせやソースにニンニクを使ってみてくださいね。
注意すること
いくら牛肉がダイエットのサポートをしてくれると言っても毎食毎食、朝昼晩とお肉を食べていて良いわけではありません。
厚生労働省の日本人の食事摂取基準によると18歳以上の女性のタンパク質摂取推奨量としては1日あたり50gを摂取することが推奨されています。
ここから逆算すると、牛肉を150gほど摂取すれば1日に必要なタンパク質の推奨量の大半を摂取できることになります。お肉でダイエットをするとは言っても、1日1食までにして、他の必要栄養素もしっかりと取ることが大切になります。
この点に気をつけてダイエット中も食事を楽しんでくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ダイエットというと、どことなく食事を制限するイメージがありますがお肉を食べてもいいとなると、心の負担も減りますよね。しかし、お肉を食べてダイエットを成功させるとは言いつつも、お肉ばかりを1日3食食べていたりトレーニングをしなかったりすると、摂取カロリーが消費カロリーより多くなりダイエットが失敗してしまいかねません。適度な運動と、目標摂取カロリーと必要栄養素を守りながらダイエットを成功させましょう。
以下に今回の記事をまとめますのでご覧ください。
①牛肉は栄養素が豊富だが、脂質分も多い
②タンパク質が豊富なためダイエットに向いている
③オススメの調理法はじっくり焼いて油を落とす方法
④付け合わせにはニンニクやわさびがオススメ
⑤他の必要栄養素もしっかり摂ること
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回も、ダイエットに少しでも役立つ情報をお伝えしていきます。
どうぞよろしくお願いします。
シンギュラリティ サッポロ 代表
パーソナルトレーナー
佐々木 慎太朗 (ささき しんたろう)