こんにちは!
札幌円山の【個室ダイエット専門パーソナルトレーニングジム】 シンギュラリティ サッポロのトレーナー佐々木です!!
このブログは、私の看護師・薬剤師両資格の経験や医学的文献、スポーツ学と栄養学の知識から失敗しないダイエットの情報をお伝えしていくブログです。
体重が増えてしまったり、ウェストが気になる方、健康診断でひっかかってしまってダイエットに興味がある方。ダイエットをやってみたいと思っている方や、今現在ダイエットに挑戦している方の中にはトレーニングに加えて、食事の見直しも行っている・もしくは検討している人も多いと思います。
ネットやSNSから色々な情報が簡単に入手できますが、情報量が多すぎてどの食材を食べて良いのか迷ったり悩む人も中にはいらっしゃるのではありませんか?
そこで、今回はダイエットに向いている一つの食材にテーマを絞って、その理由や具体的な食べ方と注意点をお伝えしていきたいと思います。
取り上げる食材は、皆さんこれまで何度となく食べたことがあるであろう身近な食材の「こんにゃく」を取り上げたいと思います。
「こんにゃくがダイエットに良いと聞いたけどどうなの?」
「こんにゃくは太りにくいって本当なの?」
「ダイエットの時ってこんにゃくは食べても良いの?」
「ダイエットする時ってこんにゃくはどれくらい食べていいの?」
など皆さんの疑問にお答えしていきたいと思います。
こんにゃくはダイエットにとっても役立つ食材ではあるものの、ただ食べるだけで痩せていくというものではありません。
ダイエットの時に、1つの食材に拘って食べ続けてしまうなど偏った食事はリバウンドをしてしまう恐れもあります。さらに、その結果栄養不足や便秘、貧血を引き起こしてしまうこともあります。
そこで、今回のテーマは「なぜこんにゃくはダイエットに良いのか?」というテーマで情報を発信していきたいと思います。
それでは、本日もどうぞよろしくお願いします。
こんにゃくのカロリーと糖質の量について
ダイエットを行うときの食事制限では、カロリーを抑えることが基本となってきます。また、その際には糖質の量もとても大事になります。
それではまず、こんにゃくのカロリーと糖質の量を具体的にみていきましょう
こんにゃく 100gあたり
カロリー:7kcal
糖質量:0.3g
こんにゃく 1枚300gあたり
カロリー:21kcal
糖質量:0.9g
となっています。
ご覧いただいた通り、こんにゃくはとてもカロリーが低くて糖質量も少ないヘルシーな食材になっています。
しかし、冒頭でもお伝えしたように一つの食材に拘って栄養素が偏ると、ダイエットどころか逆に不健康な食生活になってしまいます。
なので、こんにゃくにどのような栄養素が含まれていて、どのような効果が期待できるのかを知っておくことがとても大事になってきます。続いて、こんにゃくの栄養素と効果についてみていきましょう。
こんにゃくの栄養素と効果について
それではこんにゃくにどのような栄養素が含まれており、どのような効果があるのか具体的にみていきましょう。
1)満腹感の高い食材である
まずは、こんにゃくを食べたこと自体によって得られる効果についてです。
こんにゃくは弾力があり、食感・かみごたえがとても高い食材です。たくさん噛むということはダイエットを成功させるための大きなポイントです。
食べ物をよく噛むと、満腹中枢を活性化する神経性ヒスタミンの生成が促進されます。そのため、たくさん噛むことで満腹感が増して食べ過ぎを抑えてくれる働きがあります。そのため、ダイエット中にはダイエットを成功させるために、少ない食事の量で満腹感を感じやすくすることがとても大事です。
満腹感の高い食材であるこんにゃくを積極的に取り入れるようにしましょう。
2)食物繊維が豊富で便秘の予防・解消効果がある。
こんにゃくには100g中に2.1gの不溶性食物繊維が含まれています。
不溶性食物繊維を含む食品を食べることで、腸管内の水分量の引き込みがアップします。その結果として便のかさが増し、排便しやすい状況になります。
また、不溶性食物繊維が腸管内にあることで、直接的に腸の蠕動運動が促進されるため、排便がしやすくなります。
便秘になってしまうと体内の毒素や代謝物がうまく体外に排出されなくなり代謝が下がってしまいます。また、お腹が張ってしまう原因にもなるのでダイエットの効果を実感しにくくなってしまいます。
積極的にこんにゃくを食べて便秘を予防・防止するようにしましょう。
3)カリウムが豊富でむくみの対策になる
こんにゃくにはカリウムも多く含まれています。このカリウムという栄養素は、私たちの体内でむくみの予防に大変役立ちます。
体の中の水分量の調節は主に、カリウムとナトリウムで調節されています。食事から摂取した塩分由来のナトリウムが多くなると、体内に水分を多く貯留しむくみの発生につながります。一方でカリウムは、塩分由来のナトリウムを体外に排出してくれ、その結果として水分も排出してくれる効果があり、むくみ予防の効果が期待できます。
むくみがあるとダイエットの効果を実感しにくくなってしまい逆効果です。
むくみを予防できるカリウムを多く含むこんにゃくを食べるようにしましょう。
こんにゃくの取り入れ方
それではこんにゃくをダイエットに取り入れる具体的なポイントをお伝えしていきます。
こんにゃくはカロリーや糖質量がとても低い食材ですが、これだけだべていると栄養素が不足して偏った食事になってしまいます。そのため、主食と置き換えるような、置き換えはNGです。
糖質やカロリーの高い食材の量を減らして少しこんにゃくをプラスするなど、いろいろな食材と組み合わせて取り入れるようにするのがオススメです。
食事だけでなくトレーニングも忘れずに取り組みましょう
ダイエットの際、食事の見直しを行うことはとても大切です。しかし、食事の見直しだけで痩せることは少々難しいと言わざるを得ません。食事の見直しに加えて有酸素運動や筋力トレーニングを行うことで、全身の筋肉を満遍なく鍛えることができます。ダイエットは時間をかけて体脂肪を筋肉に置き換える作業です。
また、全身の筋肉量が満遍なく増えると基礎代謝量が増えて脂肪を燃焼しやすい体を作ることができます。
そして、その結果筋肉量が増えるとリバウンドしにくくもなります。
これらの理由から、ダイエットの時は食事の見直しと一緒に定期的なトレーニングもしっかりと行うようにすることがオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「なぜこんにゃくはダイエットに良いのか?」というテーマで情報をお伝えしてきました。
以下に今回の記事をまとめましたのでご覧ください。
①こんにゃくはカロリーと糖質がとても低い食材である
②こんにゃくは食物繊維が豊富で便秘解消に効果がある
③こんにゃくはカリウムが豊富でむくみの予防に効果がある
④こんにゃくはかみごたえがあり満腹感を得やすい
⑤こんにゃくだけでは栄養素が偏るので置き換えはNGであり、こんにゃくをプラスするのが良い
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回も、ダイエットに少しでも役立つ情報をお伝えしていきます。
どうぞよろしくお願いします。
シンギュラリティ サッポロ 代表
パーソナルトレーナー
佐々木 慎太朗 (ささき しんたろう)